―――――――――――――――――――――― *道元禅師『傘松道詠』の御歌 【歌意】水鳥たちの泳ぎや渡りは何の航跡も残さないけれども 行くべきところを忘れることはない (水鳥たちは何ものにも執着しないが しかし行くべきところは忘れない) 【解読】善いことをして善いことをしたということを忘れる 修行して修業したことを忘れる 悟りを開いても悟りを忘れる そうして縦横無尽に仏道を行じていく
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