渡辺誠弥 氏
  元・NHKアナウンサー 現・飛鳥藍染織館館長

 『草笛禅師 横山祖道人と作品』のP60〜P66に、「草枕しばし慰む」というインタビュー記事があります。祖道師の草笛の心が大変わかりやく述べられていますが、本の出版時には執筆者がどなたかわからず、「聞き手、筆耕者不明」となっています。本の出版後に渡辺誠弥氏の作品であることがわかりました。(『草笛禅師』参照)
 下に渡辺氏からのお便りと氏がご自身で制作された冊子を収めさせていただきました。ちょっと読みにくいかもしれませんが、あえて雰囲気を味わっていただくためコピーの掲載をさせていただきます。

 かたくなにインタビューを拒む祖道師が、ようやくなめらかに話し出すまでの経緯や偶然にも似た人のつながりなどが印象深く語られています。短い文章の中に、野鳥研究家のT氏、祖道師、天柞蚕専門家の中島氏、それに曹洞禅の高僧のことが現れるなど、渡辺氏が会いたいと考える人物像が浮かんできます。
 お手紙には「NHKのラジオで放送されたテープを同封」とありますが、このテープはまだ見つかっていません。

 その後、渡辺氏は48歳でNHKのアナウンサーをやめ、奈良県明日香村に念願の「飛鳥藍染織館」を創設するなど活躍されています。 (管理人.I)

*上は遺稿刊行会に届いたお手紙と冊子の表紙  *以下の本文はクリックするともう少し大きく読めます
 *P7〜P13は空白になっています。
  この部分はたぶん、『草笛禅師〜横山祖道人と作品〜』の
  「草枕しばし慰さむ」と同様の内容と思われます。

  「草枕しばし慰さむ」は

  『草笛禅師〜横山祖道人と作品〜』の
  P60〜66にあり、全文を詠むことができます。

  こちら
をクリックすると『草笛禅師』の本です。


HOME     目録ページへ戻る   年譜へ戻る