写真集〈長面ながつら2020 春〉  
    撮影:ヨッチャン(長面・石巻)
 企画:FSさん(長面・国立市)

左右の花は長面ではなく、登山が趣味のヨッチャンが4月初め南蔵王で撮ったものです

 昨年夏、復旧工事とやらで変貌の激しいふる里の風景〈長面2019 夏〉を撮っていただいたヨッチャン(愛称・大川中S31年度卒・長面・石巻在住)から、今年4月の弘象山からの眺望、それに北野神社周辺のくわしい写真をお寄せいただきました。以前の記憶を呼び覚ましながらご鑑賞ください。
 撮影 長面/尾の崎 2020年4月12日(日)
      神社関係 2020年4月16日(木)

 
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…………弘象山から長面(ながつら)を望む………… 
 
尾の崎橋と長面浦
二重橋の右が従来の尾の崎橋

長面中心部 手前は改造記念ピラミッド?
 
まだ葉が繁ってなく松原への道(護岸)が見えた

山麓の白い点々は震災後に植えられた龍谷院墓地の桜
 
松原方面に続く護岸

遠方に北上川。右の松原海岸が見えなくて残念

※いったいこの巨大な橋や護岸は何の為のものでしょうか。ある人は、女川原発に何かあった時の避難路を作るためのものだろうというのですが、なるほど言われてみれば尾の崎から名振への大きな道路も山を崩して作られるとか(名振へトンネルを掘るより安い?)。そんな事態にならなければいいがと思いますが、いずれにしても、もうふる里の風景は記憶の中にしかないのでしょうね。(管理人)


…………尾の崎からの眺め……… 

長面浦全景。中央に見える浅瀬は尾崎塩田の跡?
 
 尾の崎の海辺から見た二重橋

長面の巨大堤防。長面漁協、はまなすカフェが小さく見えます
 
尾の崎の護岸。漁業者が多いので小型の護岸になったという

※長面の護岸、尾の崎の護岸についてはいろいろ議論があったようですが、聞くところによると長面の護岸ももっと低くしてという強い要望があったそうです。しかし、県や国はいったん決まったことだからと、無理やり巨大な護岸が築かれたようです。(管理人)


…………北野神社………… 

ここはこんなに多くの神様がいらっしゃったんですね
 
深閑とした森にたたずむ北野神社

北野神社 正面
北野神社 菅原道真を祭神とし、長面の発祥に関係すると言われる。
五十鈴神社 天照大神、大海津見神を祭神とする。
常盤魂水神社 水神様(下欄参照)
大杉神社 厄除けの神社。長面ではアンバサンの行事が有名。
八雲神社 祭神はスサノオ。昔は天王サマとも言ったような気がする。長面集落に最も近いところにある。(こちら)の冒頭

※北野神社まではちょっと距離があり、なかなか足を伸ばせません。いつかの夏の記憶では、参道の周りはヤマユリが咲き乱れて素敵な参道でした。無人になった長面ですが、いつか宮司さんが一人で参道の掃除をしていたのが、強く印象に残っています。(管理人)


…………水神様 (祭神 岡象女神 永沼昌孝)…………
 
水神様の社。幅1メートルほどの小さな社

祭神などを記した案内板が風で飛んでいたので、横に置きました
 
社の両側の石板に由来、賛助者名などが刻んでありました

ちょっと読みにくいので下に書き写します。
 
祭神 岡象女神(みずはのひめのかみ)
    永沼昌孝(ながぬままさたか)
(こちら)
常盤魂水神社(ときわたまみずじんじゃ)
 通称 お水神さん
   祭日 七月二十五日
    (そのあとは読めません)

※小さいとはいえ、こんな立派な社があったとは知りませんでした。(管理人)
 
石板に刻まれたお名前など

※竹菅水道を開発して長面集落に何カ所かの井戸を巡らし、飲み水事情の改善を図った永沼昌孝(悦之助)さんのことは子供のころから聞かされており、水神様として祀られていることも聞いていました。でも、こんな立派な社があるとは知りませんでした。実際には小型の社のようですが、両脇の石板には由来や建立賛助者のお名前が刻まれているそうで、機会があったらじっくりお参りしたいと思いました。ヨッチャン、ありがとうございました。(管理人)


            


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